相場は経済学? 心理学? 物理学?
日本の中央銀行総裁発言以上に大統領のツイッターのほうが東京市場価格が変動するという現実。
前任者のときはそんなサプライズもなかったので中央銀行発言のほうが価格変動は大きかったような。
要するに前提の変化が価格の変化に直結する と。過去最高の利益をあげても来期でドボンみたいなことはいくらでもある。その会社の人間ならそれを想定できるかもわからないが外部の人間にはまず無理。自分の会社がダメになるという情報は外部には漏れない。漏れるとしたらその会社そのものが終わってる。業績だけでなく政策や天災など
自社の努力ではどうしようもなく業績の足を引っ張るものは無限にある。
経済学は必要条件ではあるが十分条件ではないのかな。ていうか経済学に限らず相場に十分条件というのは無いとは思いますが。
そんな感じなのでファンダメンタルズというのは無限にあるわけでして。ネットで拾えるものだけでも人間の頭ですべて把握するのは無理 と。AIとか使って完璧にできたとしてもそれで相場で儲けることができるかというと ?? でしょうか。そこまでやってもインサイダーには勝てない。会社はインサイダーになるが政策とかはインサイダーにはならない。例えば明日金融政策打ち切りという発表前に関係者が先物を売っていても法には触れない。関係者でない人間でそういった情報を持つ人間とは大きなお金を動かせる人間ではないのでしょうか。
そうやって我々の知らない世界で意味不明に相場は動く。そして相場とは予想外に動いたときのほうが変動がでかい。過去最高の利益と言いながら株価は下がっていく。新聞ネタを信じきっているとナンピン買い。それでも下がる。またまたナンピン。そして
耐えられなくなって投げる。投げが投げを呼び暴落が起こる。
そしてあとからネガティブ要因が発表される みたいなのが世の常なのかな と。
法に触れるか触れないかの問題は非常に大事なところですが、法に触れなくてもそういった一部の人間しか知りえないインサイダー系の話で大きなお金は動いてるように思います。
そうやって考えると我々個人投資家にとってはチャートは最強の武器だと思います。
この武器は貧乏人も金持ちも関係ない。インサイダーもなにもない。憶測 観測いっさいなし。チャーチストとか言ってバカにする方もいらっしゃるようですが。
でも長期であれ短期であれ株を買って値が上がって売って をやるならチャートの
ここからここまで が一目瞭然。チャートを使わないのは永久保有するしかないように
思いますが。永久保有して永久ナンピン買い。百億単位くらいで買って莫大な配当を得る。そのような方からするとチャートも必要薄 かもわかりませんが。
相場は経済学なのか心理学なのか物理学なのか。数学なのか情報産業なのかわかりませんがそのすべてがチャートの値動きに出る と。それが理屈に合わない動きであれば
その理屈が間違ってる と。
リーマンショックから10年。喉元過ぎてそろそろ熱さ忘れる頃なのかもですね。